児童扶養手当とは、どのようなものを言うのでしょうか?この児童扶養手当は、離婚や死別などで母親や父親のみという1人親の家庭に対して支給される手当の事を言います。全国では、母子家庭の数が約120万世帯と言われており、平成18年度の世帯調査によれば、母子家庭の88%が年間就労収入300万円未満の低所得者世帯にあてはまるのだそうです。児童扶養手当は、このような世帯の子育ての負担を少しでも軽くしますからに1961年に創設されたものです。今までは、母子家庭のみでしたが、2010年の8月からは父子家庭にも支給されるようになりました。ですが、制度そのものは母子家庭を対象として作られたもので、表記も母子家庭向けの内容となっています。母子家庭の場合、支給の要件として以下が挙げられます。 ・父母が離婚して生計が別々になっている。 ・事故や病気などで父が死亡、もしくは、重度の障害を負っている。 ・父に1年以上遺棄されている。 ・母が未婚のまま妊娠し、出産した児童である。 これらの理由にあてはまる18歳になって最初の年度末である3月31日までの児童、もしくは、20歳未満の心身障害児を養育している、というもの。但し、日本国内に住所がない場合や、親の死亡に関わる年金(公的な年金には、国民年金、厚生年金、共済年金などの種類があります)や労災などを受給できるとき、対象の児童が里親に委託されていたり、児童福祉施設に入所している場合は支給の対象外となります。それに、母が再婚して、その連れ子として養育されているとき、事実婚や内縁など法律上の届けをしない状態で婚姻同様の生活を行っている場合も支給の対象とはなりません。児童扶養手当は、受給を希望する申請者が、自分の住む市区町村に請求することで支給が開始されます。離婚(一度成立した婚姻を解消することです)届などの住民票上の手続きのみでは支給されません。別に児童扶養手当についての手続きを行う必要があり、それから、都道府県や市の審査を受けてからの支給となります。すぐに、支給されるものではないので覚えておいてくださいー